飲食のストレス発散のデメリット

ストレス食いは逆にストレス悪化の原因に!

ストレスが溜まっていると食に走ってしまう人は多いでしょう。しかしこれは一時的なストレス発散になるものの、長期的な目で見るとむしろストレスを悪化させてしまう原因になります。ストレスが溜まっているときに食べたくなるものと言えば、甘いものや辛いもの、こってりしたものなどが挙げられ、薄味のものは避けてしまいがちです。ただこれらの味の濃い食べ物たちに使われているものとして、小麦が挙げられます。日本人はグルテン不耐症と言って、小麦に含まれるグルテンが体に合わない人が多く、小麦が原因で胃の調子が悪くなりやすいです。胃腸の不調はは体力面、精神面に影響を及ぼす自律神経の乱れにも繋がり、ストレスによるヤケ食いが長期化するとさらに気分が落ち込んだり、体が重く感じたりするようになってしまいます。

食べたくなるもので不足している栄養がわかる!

ストレスが溜まってヤケ食いしてしまいがちな場合、食生活の乱れによる栄養不足がストレスを悪化させていることも多いです。実はそのとき食べたくなる味の種類でその時に不足している栄養がわかります。例えば甘いものならエネルギー不足、しょっぱいものならミネラル不足、こってり系ならカリウム不足、氷なら鉄分不足など。また、辛いものが食べたい時は強い刺激で気を紛らわそうとするのため、こちらは栄養不足よりも精神的なストレスや疲れが原因となっていることか多いです。このように食べたいものから不足している栄養を洗い出し、必要な栄養をしっかり取ることで、ヤケ食いによるストレスの悪化を防ぎ、体調をもとにもどすことができます。